ホームページ(web)制作において重要なこと
ホームページ制作において一番大事なことはなんでしょうか?
- 見やすいデザインか?
- 書きたい内容がすべて書かれているか?
- 文字だけではなく写真やイラストなど効果的に使われているか?
どれも大事です。
が、一番大事なことではありません。
いちばん大事なことは
とにかくなんでも良いから公開する
ということです。以下に詳しく解説します。
ホームページはとにかくすぐに公開したほうが良い理由
ホームページを作る時、人に自慢も出来るのでやっぱりかっこよくしたいし、しっかり作り込みたいですよね。
でもホームページってそもそも完成しないものなんです。
どういうことかと言うと、ホームページは常に更新し続けて成長させないといけないものなんです。更新しないと情報が古いとみなされて検索結果で落ちて行ってしまうんですね。検索で上位に表示されないということは人の目に触れない、つまりは存在しないのも同じ、ということになってしまうのです。
または検索結果が関係ない会社案内のサイトだとしても、何年も前のデザインでは「この会社大丈夫か?」と思われるてしまうこともあります。今はサイトが物を言う、そのような時代なのです。
このように更新することが前提のホームページだとしたら、中途半端なものでもすぐに公開したほうが良いという理由がお分かり頂けるかと思います。
公開 → 分析 → 改善
このサイクルがホームページ運営には必要になるんですね。
公開するとわかること
それではWebサイトを中途半端でも公開したら何がわかるのでしょうか?
※Googleサーチコンソール、Googleアナリティクス、ヒートマップを導入します。
- アクセス数 − どれだけの人がサイトを訪れたか
- どんなキーワードで訪れたか
- どの部分が読まれたか
- ボタンがクリックされているか
- どこでサイトを離れたか
これらの情報がサイトを公開することで分かります。
通常サイトを新規で公開してもアクセスはほとんどないと思います。中途半端だからアクセスがないんだ、とか作り方が悪かったんだ、とかはほとんど関係ありません。よっぽど知名度のある会社や個人のサイトでない限り、検索結果に表示もされないサイトにアクセスする人はいないです。
そこでSNSや広告をだしてアクセスを自分で作り出す努力が必要になります。
アクセスを増やすことでわかること
サイトのアクセス数が増えるとよりサイトの問題点を知ることが出来ます。
- 離脱率(サイトを見るのをやめる率)が高くないか
- 見られているページ数が少なくないか
- 滞在時間が短くないか
- アクセス数の割にお問い合わせがあまり来ない
など色々なことがわかります。問題がわかればあとは改善すればいいだけです。
見て欲しいページが見られていないなら、もっと目立つ位置にリンクを付ければいいですよね。
滞在時間が短いということはユーザーの興味がある内容が書かれていない可能性があるので、もっとユーザーが喜ぶような記事を書いてみたり。
お問い合わせが少ないなら、料金などわかりやすい部分に記載したり、お問合せフォームを全ページにつけてみたり、改善の仕方はたくさんあります。
まとめ
というようにサイトは公開しないと何もわからないのです。
いくらお金を掛けてしっかり作り込んでも蓋を開けたら全然反応がない、なんてことはざらにあるのです。アレコレ考える前に公開してしまう、この勢いが大切なのです。
公開 → 分析 → 改善
ホームページはこれが出来ることが前提で作らないと効果を上げることが難しいです。
そのためには
- お客様が更新できる(ブログなどを書ける)サイトにする
- お客様が分析できるように各種ツールを設置する
- お客様が変更できない箇所はご依頼頂く
といった流れがあるとサイトのバージョンアップをどんどん出来るので、ライバルに差をつけることが出来ると思います。